生理がある歓び
生理がある歓び
独身主義の若い頃は、「子宮を取れば生理もなくて快適じゃーん!」なんてって思ってました。
生理なんて面倒でいらないものって考えていました。
生理痛はひどいし、毎月ナプキンやタンポンなど気を使って、下着が汚れる心配をして、何で女って生理なんかあるんだって思ってました。
でも、歳を追うごとに子供が欲しくなっていったので、生理というものがちょっとした歓びでもありました。
そんな私は、40代後半の先日、子宮の全摘手術を受けました。
私には子供がいません。
「子供がいればな〜」なんて、病院の新生児室を、つい眺めてしまいます。
ないものねだりじゃないけど、最近私の人生ってパワフルだったけど、何だったんだろう?って考える事があります。
独身でバリバリ生きてきた周りの知人や友人でも、子供がいない女性なら、愚痴をこぼす時があります。
年齢的な焦りですかね〜。
全員じゃなくても、病院の先生にも、それに近い事を言われたんだと思います。
「子供は焦ってもできない」みたいな。
実は私、再診の時に、「新生児室の一人赤ちゃんを連れて帰りたい」って先生に言ってしまって怒られちゃいました。
確かに、時間が経つと、欲求も変わるかも知れない。
もっと真剣に子づくりに向き合っていれば良かった。
もっと旦那とのエッチの時間を大切にしておけば良かった。
後悔ばかりです。
でも、くよくよして生きていても私らしくない!
前を向いて、またパワフルに頑張って生きていこう!
って強がって生きています。