ピルを飲む周期
ピルを飲む周期の基本は?
ピルを飲む周期の基本としては、女性の月経に合わせ、21日間飲み、7日間休む、という28日周期で行います。
ピルの服用が原因による生理の遅れは無いとされています。
なので生理が遅れた場合、2〜3日程度では妊娠かどうかはわかりません。
7日間の休みに月経の消退出血が起こります。
この期間に卵胞が発育するため、次の飲み始めが遅れると、妊娠してしまう場合があります。
28錠入りピルは、7日間の休薬期間の後、ピルの飲み忘れを防ぐために工夫されたものです。
7錠分は、全く成分の入っていない錠剤なので、忘れっぽいという女性にはお勧めです。
1周期の錠数
ピルは毎日、同じ時間に1錠ずつ服用するのが基本ですが、偽薬の有無によって1周期に服用する錠数は2タイプあります。
● 21錠タイプ
ピルの服用周期は、月経周期と同じ28日です。毎日1錠ずつ21日間飲み続けた後、7日間休みます。
そのときに月経と同じような出血があります。
● 28錠タイプ
7日間休薬することなく飲みつづけるタイプ。ピルを飲み始めるとき、うっかり忘れるミスが多いため、それを防ぐため、有効成分を含まない偽薬(プラセーボ)を含んでいます。
服用開始日
● サンデースタート
月経が始まった次の日曜日から(月経が日曜日に始まった場合は、その日から)服用開始。
月経のような出血が週末に重なりません。但し、第1周期目の最初の1週間は他の避妊法を併用する必要があります。
● Day1スタート
飲み始めは、月経第1日目から。21日間のみ続け、その後、休薬またはプラセーボを7日間経た後、8日目にまた飲み始めます。