ピルの服用の注意点
ピルの服用で、こんな時はどうするの?
ピルを飲み始めたは良いけれど、こんな時どうするの??というのを集めてみました。
これを聞くためだけに病院に行くのもメンドクサイし・・・
そんな時にご利用ください。
但し、最終的にはお医者様の意見を聞いてくださいね。
飲み始めの時
月経が始まったときから服用を始める場合(Day1スターとのタイプ)、飲み始めたときから避妊できます。
また、月経開始日から飲み始めなくても、8日目からは大丈夫といわれています。
最初の7日間はまだ排卵の可能性があるため、他の避妊法を併用しましょう。
飲み忘れた時
体内のホルモン濃度を一定に保つため、ピルは毎日、決まった時間に飲むのが基本です。
それが、飲み忘れの防止にもつながります。
しかし、毎日のことですから「しまった!」ということも、きっとあるはず。
その時、どう対処するかは国によって異なるようですが、ここでは日本母性保護産婦人科医会の基準をもとにご紹介しましょう。
●1錠忘れた場合
気づいたらすぐに1錠飲み、その日の服用予定のピルも定刻通りに飲みます。翌日からは普通通り飲めば、問題ありません。
● 2錠忘れた場合
一旦、服用を中止します。そして、次の月経開始日か最後に服用してから7日後、いずれか早い方を選び、
その日から新しいシートで服用を再開します。予定とおりに月経が来ない場合は、妊娠検査薬等で調べましょう。
海外旅行に行く時
時差が少ない国ならば、日本と同じ時刻に飲んでも問題ありません。
欧米のように時差が大きい場合は、「24時間あけない」ことを原則に、海外旅行期間中の服用時間を飲みやすい時間に再設定する方が便利です。
ピルは毎日、同じ時間に1錠ずつ服用するのが基本ですが、偽薬の有無によって1周期に服用する錠数は2タイプあります。
子供を産みたくなった時
ピルを飲むのをやめれば、妊娠できる体に戻ります。
服用中止後60日以内に70%以上、90日以内に90%以上の人に月経または排卵が認められたという報告があります。
また、ピルを飲んだことで流産の危険性が高くなるといった危険性はないといわれています。
風をひいた時
風邪ひきの時にピルを飲んでも大丈夫です。
しかし、抗生物質のような薬の中には、ピルと一緒に飲むとお互いの作用を低下させたり、強めたりするものがあります。
他の薬を飲む場合は、必ずお医者様に相談しましょう。
不正出血があった時
わずかな出血なら、2?3日でほとんどの場合が止まります。
生理用品が必要なぐらいの出血が2?3日たっても止まらない場合は、お医者様に相談してください。
ホルモンの含有量などはピルの種類によって異なるのですが、飲んでいるピルがあなたに合わないタイプである可能性があります。
別の種類のピルに変えたい時
服用中のピルをシートの最後まで飲み終え、次の周期から別のピルに変えるのであれば問題はありません。
ピルにはいくつかの種類があるので、自分に合うピルを見つけるためにいくつかのピルを飲んでみるのもひとつの方法です。
しかし、あまり頻繁に変えるのはおすすめできません。